アイリッジ開発者ブログ

アイリッジに所属するエンジニアが技術情報を発信していきます。

入社後3ヶ月研修を終えて🌈

こんにちは。開発部第一グループの田村です。

私は2025年7月にiOSエンジニアとして中途入社でアイリッジに入社しました。3ヶ月間の研修が終わりブログを執筆する機会をいただきましたので、3ヶ月間の研修期間で行ったことを交えつつ、アイリッジに入社して研修中に感じたことや気づいたことをお伝えできればと思います。

はじめに


私はアイリッジに入社するまでエンジニアとして8年、うちiOSエンジニアとしては5年ほど経験があり、会社員としては合計で4社(フリーランスとしては2年)といったキャリアを歩んできました。

よく言えば様々な業務や企業文化に触れてきた一方、悪く言えば自分の都合を優先させてしまう面もあり、新たな環境でうまくやっていけるのかという不安は常にあるものです。

入社前に不安に感じていたこと


  • ほとんどフルリモート(月1出社)のような環境で周りの方と馴染んで業務を進めていけるだろうか
  • エンジニア経験があるとはいえ、新たな環境での技術面でのキャッチアップなどについていけるだろうか

といったところに不安を感じており、まだ3ヶ月の研修が終わったタイミングではありますが、現状でどう感じているかについてお伝えできればと思います。

入社後どうだったか


フルリモート(月1出社)で馴染めるか問題

これまでの自分の経験から、リモート環境だと一人で黙々と作業しがちになりやすいと思っていましたが、アイリッジではエルダー制度というものが用意されており、研修が始まった当初から3ヶ月間、日々教育担当の先輩社員から業務指導や職場生活のサポートを行っていただけます。

具体的には以下のようなサポート内容です。

  • 研修期間中の日々の1on1(1対1で行うミーティング)
  • 研修の進め方の指導
  • 技術面でのキャッチアップ、サポート
  • 日々の困りごとの相談

などなど…

本制度や後述する研修内容も適切なスケジュールで進んでいくため、一人で不安を抱え込むような時間をほとんど感じずに研修期間を過ごせました。

新たな環境で技術面でキャッチアップできるか問題

エンジニアとして働く上では常につきまとう問題で、自身でも怠ることなくキャッチアップしていくしかない面はあるのかなと思っていましたが、アイリッジでは様々な形でレビューを行なっていただく機会があり、自分一人だけで技術をインプット/キャッチアップするよりも色々な視点から技術を身につけていくことができています。

研修期間中も先輩社員が日々積極的にコードレビューなどを行なってくださるので、自身では気がつかなかった設計/実装方法であったりその背景を考えることができ、これまでよりも深い視点が身についたように感じます。

もちろん研修期間後も部署内での週1のレビューもあり、グループ内でもレビュー文化が大切になされているため技術面でのキャッチアップの不安を軽減してくれると思います。

研修内容


上記の不安を軽減してくれた3ヶ月間の研修ですが、以下のようなスケジュールで進みました。先述したエルダー制度や上長との定期的な1on1もあります。

後述する研修内容に出てくるAPPBOXとはアイリッジが提供するアプリビジネスプラットフォームで、一からアプリを開発するよりスムーズにアプリを開発することができます。

入社オリエンテーション

入社オリエンテーションでは、「各種ツール設定・入社手続き・働き方について」などの会社のことを一通り教わり、オンライン上で動画を見る社員研修、APPBOX大学(APPBOXを学ぶための e-Learning 講座)に進みました。

オリエンテーションはフォロー体制が整っていたためスムーズに進み、入社初日でやや緊張していた不安が軽減されて良かったです。一方で社員研修やAPPBOX大学は以降の研修と並行で時間のある時に進める形だったため、最後まで終えるのにやや期間(社員研修は1週間ぐらい、APPBOX大学は1ヶ月ぐらい)がかかってしまいました。もう少し効率よく進めれば良かったと思いました。

APPBOX SDK 組み込み研修

APPBOX SDK 組み込み研修では、APPBOX SDKを実際にアプリに組み込んでみようというもので、SDKの組み込みから導入までを一通り行いました。

APPBOX SDK 組み込みについては、APPBOX SDK 組み込みガイドが充実していたのが良かったです。しっかりガイドを読めば、初めてでも組み込みができるようになっていると感じました。

CI/CD導入

CI/CDは設定や導入方法などをキャッチアップし、実際に社内ビルドマシンでジョブ実行まで行いました。ymlファイルの記述などが初めての経験だったため、不慣れな部分も多く苦労しましたが、動いた時の喜びは大きく勉強になりました。

アプリ作成研修

研修の最後の課題として、自主アプリを企画し実際に実装を行いました。

未経験のライブラリの使い方や永続化処理を学ぶため、以下のようなAI(Gemini)とチャットできるアプリを作成しました。

AICHAT

上記アプリの作成には、研修期間中最も期間を費やしました。

特に苦労したこととしては、チャット画面の吹き出しが意外とどう作ればいいのか分からず実装に苦戦したことと、実装して動かしてみた際にAIからの返答はMarkdown形式で返ってくるものらしく、急遽Markdownを表示するライブラリを使うことになってしまったことです。最初の設計が甘かったこともあり、アプリの中身が徐々に複雑になってしまい後半は予想していたよりも実装に時間がかかってしまうことも多かったです。

一方で、アイコンにこだわったり、スプラッシュをアニメーションにしたことで、アプリらしさがグッと増した気がして、実装して良かったと思いました。

途中からは自身の技量ではややハードルの高い課題設定にしてしまったのではとも思いましたが、周りの方の手厚いフォローもありなんとか形にすることができ、良かったです。

研修を通じて感じた課題


ここまで紹介してきた研修内容ですが、全てがいい面ばかりというわけではありませんでした。

いくら制度が整っているとはいえ、リモート環境では基本的に与えられた課題は一人で進めていくことが多く、困ったら積極的に先輩なり解決策を知っている人にコミュニケーションツール(Slackなど)で連絡を取る必要があります。

出社していると物理的に人が見えるので相手の状況が分かりやすく声をかけやすい面もありますが、リモート環境では自分から言語化して発信する、繰り返し似たような質問を行わないよう質問の精度を上げていく、といった難しさが課題としてあると思いました。

また、前述の動画研修やAPPBOX大学研修などは期間が決まってるとはいえ、時間がある時に好きなタイミングで受ける形のため、ついつい後回しにしてしまい中々手がつかない状況が続いている時期もありました。

自分で計画を持って常にその通りに進めていくことが意外と難しいことも改めて実感し、今後もそれを念頭に置いた考えを持っておく必要があると感じました。

最後に


研修を通して改めて、アイリッジではリモート環境でありながら中途入社者でもスムーズに会社に馴染めるような研修・フォロー体制が整っていることを実感しました。

一方でその分、上司や周りのメンバーとのコミュニケーションを大切にして、自分から動いていく姿勢が求められているといった難しさも感じました。

今回の研修で学んだことを糧に、よりレベルアップしていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。